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血液をサラサラにする方法

中高年以降の健康を維持し、はつらつとした人生をおくるために、ドロドロ血液を改善してサラサラ血液にして行きましょう。

血液をサラサラの状態にして、血管をスムーズに流れる状態にしておく事により、殆どの生活習慣病を防ぐ事ができます。

人間の全身に張り巡らされた血管は、全部をつなぎ合わせた場合約9万キロメートル(地球を約2周半できる長さ)にもなると言われます。ところが、赤血球の直径約8ミクロンに対し、毛細血管の直径は、約7ミクロンしかありません。赤血球は自由に形を変えられる「変形能」という能力があるため、狭い毛細血管を通り、酸素や栄養素を届けることができるのです。

しかし、ドロドロ血液になってしまうと、うまく変形する事ができず毛細血管を通る事ができません。その結果、体の隅々まで酸素や栄養素を運ぶ事ができなくなり、時には血管を詰まらせ、重大な病気を引き起こす事になるのです。

 

血液をサラサラにする方法

血液をサラサラにする方法は、次のようにいくつかありますが、一朝一夕にサラサラになるわけではないので、継続することが大切です。

食品を選ぶ
血液をサラサラにするために、最も留意したいのは食事です。食事は3食をきちんととり、偏食を避けるようにしましょう。

また、肉類を減らし魚類を多めにとる事も大切です。血液をサラサラにする食品の基本は、「オ・サ・カ・ナ・ス・キ・ヤ・ネ」とよく言われます。これは、「お茶」「魚」「海藻類」「納豆」「酢」「キノコ類」「野菜」「ネギ類」の頭文字から取ったものです。

魚は特に「まぐろ、はまち、さば、ぶり、いわし、さんま」などの青魚類が血液サラサラを期待できます。肉類を食べる時は脂肪分の多いバラやロースより、ヒレやササミなどが良いでしょう。
食物繊維の多い海藻類やキノコ類、こんにゃくや玄米なども血液をサラサラにする食品の代表格です。

過食を避ける
過食により摂り過ぎた糖質や脂質は、体内に蓄積され血管内にも放出されて、血液をドロドロにします。
血液をサラサラに保つには、過食を避け、腹八分目を心掛ける事が大切です。また、アルコール類の飲みすぎも同様に血液ドロドロの原因になりますので、注意しましょう。

適度な運動をする
体内に蓄積された脂肪は、血液ドロドロの原因になりますので、運動により燃焼させる必要があります。散歩やウォーキング、スイミングなどの有酸素運動は20分以上続ける事により効果が上がってきます。室内でできるスクワットなどの簡単な運動でもOKです。また腕立て伏せ運動や腹筋運動などで、筋肉をつけておく事により基礎代謝をアップさせておく事も血液サラサラに有効です。

ストレスをためない
ストレスは、血管や血液にダメージを与えるため、ドロドロ血液の大きな原因のひとつになっています。
血液をサラサラにするためには、なるべくストレスをためないようにし、たまったとしても早め早めに解消するように工夫する事が大切です。

水分の補給
人は誰でも運動や発熱で汗をかくと、血液中の水分が失われ、血液がドロドロの状態になります。
特に就寝中は汗で体の水分がどんどん失われるため、水分が不足がちになります。朝起き掛けにコップ1杯の水または白湯を飲む事により、血液をサラサラにする事ができます。 その他、運動中や運動の前後、入浴前後、就寝前なども水分をとるようにしましょう。できれば1日に1.5リットルから2リットルの水分をとるようにしましょう。

禁煙する
タバコは、有害物質を体内に取り入れてしまう他、血液をドロドロにしてしまいます。
血液をサラサラにするには、思い切って禁煙しましょう。

冷えを改善する
体が冷えると体温を逃がさないようにするために血管が収縮します。その結果、血圧が上昇して血液がドロドロの状態になり、血流が滞るという悪循環になります。血液をサラサラにして血流をスムーズにするには、冷えを改善する事が大切です。

 

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