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中高年の冷え性(冷え症)の原因

中高年からの病気を予防するためには、体の「冷え」に気を配ることも大切です。
「冷えは万病の素」と昔から言われるように、冷え性を放っておくとさまざまな体の不調が発生してくるからです。

冷えやすい体質を「冷え性」と書きますが、最近は冷えから来る色々な体の不調を症状として捉え、「冷え症」と書くことも多くなっています。

冷え性(冷え症)は、毛細血管への血流が悪く身体の末端まで暖かい血液が運ばれないために生じますが、その原因としては次のような事が考えられます。

 

中高年からの冷え性(冷え症)の原因は?

自律神経の乱れ
中高年世代となりますと、男性・女性ともに更年期というものがあります。この更年期に伴い自律神経のバランスが乱れ、それがホルモン分泌のバランスの乱れにつながり、全身の血流にも影響を及ぼすため、冷え性(冷え症)へとつながる事があります。

また、冷暖房機器の多用により、皮膚が寒さや冷たさを感じた時に脳に伝達するという神経機能が衰え、その結果自律神経の機能もうまく働かなくなるため、冷え性を生じやすくなります。

食生活の乱れ
元来は、寒い時期には身体を温める食事を摂っていましたが、現代は寒い時期でもアイスクリームや冷たいドリンク類など、いつでも食べたり飲んだりできるようになっています。そのような食生活の乱れが冷え性を誘発するひとつの原因になっています。

また、動物性脂肪の多い食事やインスタント食品類、甘いお菓子類などは、血液をドロドロにし、全身の血行を悪くします。

その他、忙しいからと言って朝食を抜くと午前中の体温は上がらず、冷えやすい体質になります。

運動不足
運動不足の状態が長く続くと、身体の代謝が低下し、全身の血行も悪くなっています。そこに寒さが加わるとさらに血行が悪くなり、毛細血管に暖かい血液が流れなくなるため、冷えを生じやすくなります。

また、熱を作り出す筋肉量も減少しているため、ますます冷え性を加速させることになります。

ストレス
過度なストレスは、血管の運動を調節している自律神経に影響を与え、身体の末端までうまく血液が流れなくなり、冷え性へとつながります。

動脈硬化
身体の中に動脈硬化があると、血液が行き渡らなくなり、冷えの症状が出る事があります。

貧血・低血圧
貧血は、血液の量が少ないため、また「低血圧」は全身に血液を送る力が弱いため、冷え性の原因になります。

また、無理なダイエットで、栄養不足になり貧血や低血圧になる場合もあります。

 

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