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更年期障害の症状

40代後半からの更年期には、全体の9割もの人が何らかの身体の変調を感じていますが、更年期の症状はひとつの症状だけが現れる人は少なく、2つ以上の症状を併せ持つ人が殆どです。

更年期症状が日常生活に支障をきたすほど強くなった場合、「更年期障害」と呼びますが、場合によっては治療を必要とするものもあります。

更年期症状や更年期障害は女性ばかりではなく、男性にも現れますが、更年期を乗り切るためには、更年期障害と呼べる症状がどのようなものかを知っておく必要があります。

また、女性、男性ともに更年期障害の症状には個人差があります。しかし、「年だから・・・」とあきらめて放置するのではなく、自分の身体の変化をしっかりと見極め、対策を立てて行きましょう。

 

更年期障害の具体的症状

更年期障害の具体的な症状としては、次のようなことがあげられます。

運動器官系の症状
肩こり、腰痛、関節痛

消化器系の症状
食欲不振、胃もたれ、腹痛、吐き気、便秘、下痢、腹部膨満感、胸やけ、口やのどの渇き、過食

神経血管系の症状
ほてり・のぼせ(ホットフラッシュ)、発汗、微熱、血圧の上下、動悸、息切れ、手足の冷え

泌尿器系の症状
頻尿、残尿感、尿失禁、血尿、排尿痛

精神神経系の症状
めまい、不安感、イライラ、情緒不安定、耳鳴り、頭痛、不眠、抑うつ気分

※精神神経系の症状は、日常生活の中で急激な環境の変化などにより強いストレスが加わると、症状が悪化する傾向があります。

皮膚・知覚系の症状
知覚過敏、しびれ、蟻走感(蟻が体を這っているような特殊な感覚)、皮膚の乾燥、しみ、しわ、くすみ、アダルトニキビ

その他
白髪や抜け毛が増えたり、骨粗鬆症、高脂血症、動脈硬化などが起こりやすくなります。

 

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