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食事による生活習慣病の予防

「生活習慣病」は、平成8年に厚生労働省が「成人病」に代わる病気の概念として、新しく提唱したものですが、現在では国民の健康意識の高まりとともに、この言葉も広く知られるようになってきました。

生活習慣病は、普段の食生活や運動不足、喫煙、飲酒、ストレスなどの生活習慣が原因となって引き起こされる病気を言います。

生活習慣病の代表的なものとしては、高脂血症、高血圧症、糖尿病、動脈硬化症、心筋梗塞、狭心症、脳卒中、脳梗塞、大腸ガン、肺ガンなどで、日本人の死因の60%以上を占めています。

しかし、生活習慣病は軽いうちに病気につながる生活習慣を見直し改善して行けば、進行を遅らせたり、発症を予防する事ができます。

その中でも「食生活の改善」は最も重要です。

 

生活習慣病を予防する食生活のポイント

1日3食を規則正しく摂る
忙しいからと朝食を抜くと、間食をしたり昼食の量が増えたりと結果的にカロリーオーバーになりがちです。1日3食をなるべく決まった時間帯に規則正しく摂るようにしましょう。

脂肪分を減らす
肉類などの脂肪分の多い食事は、コレステロール値を高めたり、動脈硬化の原因になります。脂肪分の多い洋食を減らし、和食を増やしましょう。

野菜類を多く摂る
野菜類は、ビタミンやミネラル、食物繊維が豊富に含まれ、生活習慣病の予防に役立ちます。また、緑黄色野菜は免疫効果を高めガン予防にもなります。

揚げ物や炒め物を控えめに
揚げ物や炒め物などの油を使った料理は、非常にカロリーが高いため、毎日何皿も食べていると肥満につながります。マヨネーズやバター、ドレッシングなども要注意です。

塩分を減らす
料理の味付けは薄味にしましょう。1日の食塩摂取は10g以下が理想です。
塩分を減らす事により、高血圧や胃ガンの予防になります。

種類を多く食べる
主食、主菜、副菜ともに、色々な種類のものを食べるようにしましょう。理想は1日30食品です。
カルシウムの豊富な小魚、海藻類、大豆製品はできれば毎日摂りましょう。

食事は腹八分目に
生活習慣病を予防するには、食事は腹八分目に抑えましょう。

 

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