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中高年からの食生活の基本

中高年からの健康増進を考えた場合、食生活を見直すことも大切です。

メタボリックシンドロームや生活習慣病のリスクを回避しつつ、今後の人生を元気で生き生きと過ごすには、食生活が大きなウェイトを占めます。次のような点をポイントに毎日の食生活を見直してみましょう。

 

健康のために:中高年からの食生活の基本

カロリーよりもバランスを考える
40代、50代になると、若い頃に比べ新陳代謝のスピードは緩やかになってきます。基礎代謝量も低下するため「ちょっと食べ過ぎると太る」という状況になりがちです。

そして「太らないためにはカロリーを抑えればよい」と考え、栄養バランスの崩れた食事をしていては今度は疲れやすくなったり、髪の毛や肌に老化現象が現れる、視力が落ちる、骨量が減少する、記憶力が低下するなどのさまざまな症状が現れます。

中高年からの食生活の基本は、カロリーよりもいかに栄養バランスのとれた食事をするかという事が重要です。

脂肪の多い肉類は控えめに
日本人はもともと肉類よりは野菜や穀物類、魚類が主体の和食が中心でした。しかし、最近では肉類が主体の洋食が中心になっている中高年の方も増えています。肉類はエネルギー源になる他、ビタミン類も含んでおり、必ずしも不必要というわけではありません。

しかし、脂肪分の多い肉類は高コレステロール症の原因になったり、動脈硬化を引き起こしたり、肥満を引き起こしてメタボリックシンドロームや生活習慣病のリスクを高めます。同じ肉類でも脂肪分の少ないものや魚類を食べるようにしましょう。

野菜を多めに摂る
最近は、中高年世代の健康に対する意識も高まり、野菜類や果物類を積極的に摂る方も増えてきました。健康を維持して行くためには、ビタミン類やミネラル、食物繊維の摂取がどうしても必要であり、それが野菜類や果物類に多く含まれているからです。

20代、30代の頃は外食が多かったり、朝食を抜いたり、インスタント食品で済ませたりと野菜不足になりがちでしたが、自らの健康に目を向けたとき、毎日の食事で野菜を多く摂る事は、中高年以降の健康を維持していくために欠かせない事となっています。

規則的な食生活と腹八分目
食事は、3食をほぼ決まった時間にきちんと食べる事が大切です。

毎日食事の時間が変わったり、1日に何度も間食をしたり、夜食を食べたりといった不規則な食生活は、栄養のバランスが崩れたり、太る原因にもなります。
また、食べる時は腹八分目を基本に、アルコールは控えめにしましょう。

 

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