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中高年から摂りたいサプリメント

中高年からの生き生きとした健康ライフのためには、必要な栄養素を食事から十分に摂ることが大切です。しかし、どうしても食事が不規則になってしまったり、栄養のバランスが片寄りがちになる場合はサプリメントを利用するのもひとつの方法です。

また、「血圧が高め」「コレステロールが高め」「骨密度が心配」「視力が衰えてきた」などの症状がある場合、軽症ならばサプリメントで必要な栄養素や成分を補う事で、悪化する事を防いだり改善する事も可能です。

しかし、サプリメントはあくまでも食品の一種であり、医薬品のように治療目的で服用するものではありませんので、必要以上に効果を期待しないようにしましょう。サプリメントも体質に合わないものを使用したり、大量に摂りすぎた場合、副作用が出る事があります。

サプリメントは、体調をきちんと管理しながら、1回の摂取量や服用方法をきちんと守った上で利用するようにしましょう。

 

中高年から摂取したいサプリメント

中高年から摂取したいサプリメントには次のようなものがあります。

マルチビタミン
マルチビタミンは、普段の食生活で不足しがちな複数のビタミン類を1粒で補う事ができるサプリメントです。

通常、ビタミンA、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンD、ビタミンPなど12~13種類のビタミンが組み合わされています。

必要な栄養素をバランスよく、手軽に摂取できるサプリメントとして人気がありますが、ビタミンの中には過剰に摂取すると副作用が出るものもあるので、1日の摂取量をきちんと守って利用するようにしましょう。

マルチミネラル
マルチミネラルは10種類前後のミネラルを1粒で摂取できるようにしてあるもので、マルチビタミンとともに身体機能の維持や調節がスムーズに行えるようにするのが目的のサプリメントです。

生命維持に欠かせない必須ミネラルは16種類ありますが、その中でも、カルシウム、マグネシウム、銅、亜鉛、鉄、クロム、セレン、モリブデン、マンガン、ヨウ素は、現代人に不足しやすいミネラルとなっています。必須ミネラルが不足するとさまざまな欠乏症を引き起こします。

しかし、ミネラルの中には過剰摂取により副作用が現れたり、他の栄養素の働きを阻害してしまうものもありますので、許容上限量を超えないようにする事が大切です。

EPA(エイコサペンタエン酸)
EPA(エイコサペンタエン酸)は、イワシ、サバ、マグロなどに豊富に含まれる成分ですが、血液をサラサラにする効能があります。

動物性脂肪の摂りすぎによって血液がドロドロになると、血栓症や動脈硬化、心臓病、脳血管障害などの生活習慣病のリスクが高くなりますが、EPA(エイコサペンタエン酸)は、そのような疾病を予防するためのサプリメントです。

コエンザイムQ10
アンチ・エイジングのサプリメントとして注目されているコエンザイムQ10は、人体がエネルギーを産出する時に不可欠の補酵素で、ビタミンQ、ユビキノンなどとも呼ばれています。

もともと体内で合成されているものですが、加齢とともに減少し、不足すると肌の老化、免疫力の低下、慢性疲労、肩凝り、冷え性などを引き起こします。

コエンザイムQ10のサプリメントは、抗老化作用の他、狭心症や心筋梗塞、心不全、糖尿病などの予防と改善の効果があるとされています。

ローヤルゼリー
ミツバチの女王蜂の栄養食として有名なローヤルゼリーは、各種ビタミン、ミネラル、アミノ酸、植物ステロールなどが豊富に含まれています。

ローヤルゼリーの効果として、抗腫瘍作用、免疫活性化作用、コレステロール値低下作用、血圧降下作用、疲労回復効果、抗うつ作用などが知られています。

ゴマペプチド
ゴマには、良質な植物性タンパク質や必須アミノ酸が豊富に含まれていますが、タンパク質が酵素により分解される過程で生じるゴマペプチドには、すぐれた抗酸化作用があるため、生活習慣病の予防や改善、アンチエイジング効果があります。

また、ゴマペプチドは、ACEという酵素の作用を阻害し、血圧を低下させる働きも認められています。

トコトリエノール
トコトリエノールとは、抗酸化作用をもつビタミンEの仲間で、その抗酸化力はビタミンEの数十倍もあります。

ビタミンEよりも細胞膜に浸透しやすく、血中コレステロール値を下げる働きがあり、血栓の予防や動脈硬化の予防効果があります。

霊芝(レイシ)
霊芝(レイシ)は、サルノコシカケ科に属するキノコで、和名はマンネンタケと呼ばれています。
中国では古来から不老長寿のキノコとして珍重されており、ベータグルカンが含まれているため、免疫賦活作用、抗がん作用などがあるとされています。

DHA(ドコサヘキサエン酸)
DHA(ドコサヘキサエン酸)は、イワシやサバなど青魚の脂肪や目玉の裏側の部分に多く含まれる不飽和脂肪酸のひとつです。

脳内の神経細胞の情報伝達をスムーズにし、記憶力や学習能力を高める働きがあるため、老人性認知症の予防と改善、高脂血症の改善、生活習慣病の予防に効果があるとされています。

ポリフェノール
ポリフェノールは、植物の葉や花、茎、樹皮などに含まれる色素や苦み成分であるファイトケミカルの一種です。

強力な抗酸化作用があり、血液をサラサラにするため、高血圧や動脈硬化、心臓病、糖尿病、ガンなどの生活習慣病の予防や改善に効果があるとされています。また、骨そしょう症の予防や更年期障害の改善、肌のシミやシワを防ぐアンチエイジング効果にも注目が集まっています。

代表的なポリフェノールには、アントシアニン、フラボノイド、イソフラボン、カテキン、ケルセチンなどがあります。ブルーベリーに含まれている事で有名なアントシアニンには、疲れ目を回復したり、視力改善効果があるとされています。

大豆レシチン
大豆を原料に作られる大豆レシチンは、肝臓での脂質代謝の促進や肝機能を保護し、改善する働きが認められています。

また、レシチンは神経伝達物質であるアセチルコリンの元になる物質でもあるため、摂取する事により認知症の予防も期待できます。

クエン酸
クエン酸は、酢や柑橘類などに含まれている酸味成分で、クエン酸回路と呼ばれるエネルギー生成に必要な経路に不可欠な成分です。クエン酸をサプリメントで補給する事により、疲労回復効果、血流改善効果があるとされています。

クエン酸は、ビタミンB群やアミノ酸類と一緒に摂ることで、クエン酸サイクルをより活性化する事ができます。

ヒアルロン・コラーゲン
ヒアルロン酸やコラーゲンは、保水力に優れており、しっとりとした弾力のある肌に必要な成分です。

しかし、ヒアルロン酸もコラーゲンも年齢とともに失われて行くので、サプリメントで補給する事により若々しい肌を保つ効果が期待できます。また、ヒアルロン酸やコラーゲンは、関節の痛みを打ち消す効果もあると言われています。

コンドロイチン・グルコサミン
コンドロイチンやグルコサミンは、軟骨の保水性や弾力性を保つ働きがあります。老化により関節の軟骨がすり減ってしまうと、その部分に痛みが出て、腰痛や膝痛、神経痛などの症状が出て来ます。

コンドロイチンやグルコサミンは、このような関節の痛みの予防と改善に効果があるとされています。

参考サイト:症状別サプリメントなび

 

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